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- 2023.12.08 Friday
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JUGEMテーマ:魚釣り
前回ブログを更新した時は確か夏真っ盛りだったような気がするんですが
季節はすっかり秋。
みなさまお久しぶりでございます、ぐりこです。ちゃんと生きています。
で、このブログ空白期間に何をしていたかというと
カープの優勝を喜んだ他は特に何事もなく、
9月の釣りの予定が全部台風によってキャンセルされるという
涙なしには語れない状況になっていました。
これはブログを更新しろという方が無理な話です。
あ、あと夫が初玄海&初カツオマグロに行ってましたが完全ホゲで帰ってきました。
そうしている間に月が替わって10月になり、ようやく海に出ることができました。
毎年恒例の激アツターゲット、サワラトップゲームの季節がやってきたのです!
今年もナン神さまにお願いし、お船に乗っけてもらいました。
しかし、久々に海に出るにあたって気になることが一つ…。
世の中には、この人が海にでるとなぜか天候が荒れる、という
宿命を背負って生きている人たちがいます。
その人たちを、我々は畏怖を込めて 荒神さま(あれがみさま)と呼んでいるのですが
今回一緒に乗る人の中に、荒神さまの一人、風を呼ぶ風神さまのTさんがいるそうなのです。
山口在住の終身名誉風神との呼び声も高いMさんよりはいささか威力は落ちるものの
話を聞いたK神さまによると「あの人もなかなかの風神さまだよ」だそうで
どういうスタイルのてるてる坊主を吊り下げればいいのか困惑しかありません。
日本気象協会の3時間予報を睨みつつ、一週間を過ごし
前日の夕方まで風が心配で心配で気が気じゃありませんでしたが、
18:00にナン神さまより出船の連絡が入った際に
『Tさん来れなくなった 風神来れなくなって明日ベタ凪予想』
やったぜ( ー̀дー́)و
と、いうことで当日朝5:00に港に集合。
そこから約1時間走って釣り場に到着しました。
風はほとんどなくローライトでよさげな状況なのですが
前日の雨でかなり濁りが入っているようです。
まあでもきっとどこかでサワラがばしゃばしゃやっとりんさるよ、と
船を走らせつつ、周囲を鵜の目鷹の目で探索していると
お…。
小規模なナブラを発見。
早速ルアーを投げ込みます。が、私と夫には無反応。
今回ご一緒した岡山から来られた2人組の方のお一人にサワラがヒットしました。
よし!魚はいる!と次々にルアーを投げ込みますが私と夫にはまったくアタリがありません。
先ほどサワラを釣り上げた方はさらにロッドを曲げています。
この方と私と夫、使っているルアーは同じ、ただカラーが違うのです。
あー、今日はゴールド系かー…
確かに前日ナン神さまから グリーンゴールドがいいよ とは聞いていましたが
売り切れ続出の人気ルアーを前日に購入できるわけもなく、
私と夫のルアーケースの中はシルバー系で埋め尽くされています。
多分そのうち当りカラーが変わるとは思いますが、今のこの時間なんか手だてがないかのう。
で、2シーズン前にこれはいいんじゃないのと購入していたにもかかわらず、
一回も使ったことのなかったスリムタイプのシンペンを投げてみたところ
うわお!釣れた!
一撃でサワラゲットです。
よし!やった!これで金系なくてもなんとかなるじゃん!
日がすっかり高くなり、ぼちぼちアタリが続く中、予想外に雨が降ってきました。
きっとこれは釣れてるのに来れなかったTさんの涙雨に違いないね、と
ナン神さまと海の上で話してましたが
後から聞いたところK神さまが休日出勤していたそうです。雨はお前のせいか!
お昼前に割と強く雨が降って以降はすっかり青空になり、
それに伴って午前中にあんなに強かったゴールド系やシンペンにアタリがでなくなりました。
ナブラもほとんどたたず平穏そのものです。
サワラはいるはずなんだけどなあ。
ナン神さまが魚探でベイトを探して、私たちがツアーを投げる、
その繰り返しの中でいきなり前ぶれもなく夫のロッドが大きく曲がりました。
釣り上げてみれば念願のメータオーバーのサワラです。
やっぱりそこらへんをウロウロしてるんだねえと話しながらふと見ると
夫がシルバー系にルアーを変えていました。
そうか、やっぱり太陽が出たからヒットルアーの色が変わったんだ。
私もすばやくシルバー系のルアーにつけかえてキャストしていると
ひったくるようなサワラのアタリがきました。
その一方、同じルアーのゴールド系には無反応。
どんだけハッキリしてんのサワラたちって。
そして夕方、そろそろ爆発の時間がきてもいいはず、と海域を探索していると
どシャローといってもいい場所に船が固まっているのを発見。
まー、一応チェックしてみとこうか、くらいの気持ちでひょろひょろと船を近づけると
ここだけ雨でも降ってんのかと思うほどコイワシが海面でぱちゃぱちゃしています。
でもこの光景はさほど珍しくもないので、ベイトだけ集まってんのかねーと
とりあえずルアーをキャストしながら話していましたが、
そうこうしているうちに我が家のクーラーが満タンになってしまったので
釣ったサワラの頭と内臓を取ってしまおうと船上で解体ショー開始。
脂の乗ったサワラはとにかく滑るので、歯に触らないようにするのが大変でした。
ナンちゃん号前方をウロコまみれにしながら全てのサワラの頭と内臓は除かれ、
クーラーには再び魚を入れる余地ができました。
よし、これで安心。
そしてすべての準備が整ったある瞬間を境に大爆発タイムが開始となりました。
どこに投げたらいいのか分からないくらいの見渡す限りの大ナブラ、
その上、サワラやヤズの捕食者が海面に出る度に、
水しぶきならぬコイワシしぶきがあちこちで出まくっています。
そして1投1尾という感じでサワラががんがん釣れます。
8月のスロージギングで痛めて以降、大事に養生してきた腕がぱんぱんでもげそうです。
船上も海面も海中も大狂乱の中、クーラーに魚が入らないという理由で納竿となりました。。
クーラーぱんぱん。
帰ってさっそく炙り刺しを作り、
翌日はサワラのなめろうとメタボヤズのお刺身。
中落ちで丼も作りました。
親族や友人に配ったサワラは大好評。
我が家でも味噌漬けや酢〆、しょうゆ漬けに加工されたサワラが大量に備蓄されたので
夏に釣ったタコやイカとともに当分おかずには困らない。
冷凍庫が魚でぱんぱんです。
でもお弁当に入ったサワラを見ると、豊かで満ち足りた気持ちになります。
自分で釣った魚を弁当に入れられるこの喜びよ。
ナン神さま、ご一緒した岡山のお二人、ありがとうございました。
ナン神さまにはまた近々お世話になると思いますので(天候次第)、
その時はまたよろしくお願いします。
冷凍庫にサワラが入るスペースを空けられるように
軟体系の消費ペースを上げようと思います。