天使Nさんのお誘いでまたもやアコウを釣りに行ってきました。
私も夫も3連休後の有給休暇です。
ひとでなしって呼ばれても平気。
当日朝5時に港に集合し、船は一路ポイントに向けて走り出します。
瀬戸内海は梅雨明けしたばかりですが、
数日前に降った雨の影響で思っていたよりゴミが多く濁りも残っている感じ。
実際私たちの前日は水潮の影響か浅場の釣果はいまひとつふるわなかったそうで
船長が今回選んだポイントはこの船にしては水深が深く流れも急なポイントで、
先生!ものすごく根がかりします!
船を流すたびに船中の誰かがなにかしら結びなおしている状態です。
私も夫もあっという間に5個ずつくらいテンヤをロスト。
根が荒い上に底の潮が早く、着底近くになると根にテンヤが吸われている感覚あり
そこから無理に落とし込むと すぽ と根の間にテンヤが吸い込まれて終了です。
おまけにアコウの活性がイマイチで、アタリに即アワセすると針がかりせず
かといって食い込ませるために少し糸を送ると即座に根に潜りこまれます。
PE0.6号に2号のリーダーでは少しでも根にあたるとあっという間にラインブレイク。
ひどい時にはパッケージを開封して5分で根にテンヤを取られたりで
財政的に痛い、というよりも 帰るまでにテンヤ足りるんかこれ という危機感で焦ります。
焦れば焦るほどじっくりとラインをコントロールすることができず根がかりという悪循環。
そんな中なぜか夫はテンヤをロストしながらも順調にアコウを水揚げしていきます。
一方私はまったく釣れる気配がなく、もうだめかもしれんなどとウザいほど夫に弱音を吐きまくり。
しかし、夫を挟んだ反対側では天使Nさんもいまひとつ波に乗れていないようで
よし、せめてNさんより先に釣れるようにがんばろう
とNさんを手近な標的に据えてみます。
Nさんといえば我が家のアコウ釣りにおいて恩人と言ってもいいくらいの人。
そんなNさんに対してなんて失礼なんだ、私ってば。
でも、船中で釣れていない最後の人になるのいやじゃし!
そんな私のセコい願いが天に届き、ようやく私にもアコウが釣れました。
しかも余裕の40cmオーバー。
いやっほぅ!超デカイ!ありがとう海の神様ありがとう!
そこから落ちていた気持ちが一気に浮上したのか、
その後はぼちぼちとなにかしら魚が釣れる状態を保ちながら一日を過ごしました。
夕方5時半、納竿。
根がかりで甚大な被害が出る中、船中でこれだけのアコウの水揚げがありました。
夕方にはなぶらも出てトップゲームが熱かったです(私は投げてないケド)
我が家のアコウは14匹。
写真一番上のアコウが今回一番の大物(私釣果)ですが、測定してないので詳細なサイズは不明。
でも多分45cmは軽く超えてると思います。
カンカン照りで暑かったおかげで一体何匹ずつ釣ったの夫も私も覚えてないのですが
多分7匹ずつかなー、そういうことにしとこう。
すべて尺超えのよいアコウが揃って満足です。
その他には40cmくらいの真鯛やグチやカサゴが釣れました。
で、翌日、いつも行く居酒屋に頼んで一番大きいアコウをお刺身にしてもらいました。
やっぱりプロの仕事はすごいわー。
薄くってしこしこで超うまい。
酒もすすみます。
やっぱりアコウは釣ってよし食べてよし。
Nさん、今回もお世話になりました。
また遊んでくださいね(・∀・)ノ