大荒れの天候の中、鯛釣りに行ってきました。
今回お世話になったのは吉浦港から出ている
愛裕南丸(あゆみまる)。
ここは私が個人的に
ひとつテンヤでの鯛釣りに関しては瀬戸内でナンバーワン、
と思っている遊漁船で、真冬を除いてほぼ月イチペースでお世話になっております。
出航時間は朝7時。
出航直後は雨も落ち着いてきていたので
船長の勝山さんや
こちらのお方と
「天候このままいけるんじゃない?」などと談笑しつつ釣り場に向かいましたが
釣り場に着いたらすげー西風と爆裂なうねりでマイルドな地獄が待っていました。
その後、やんでいた雨も降り出して地獄のパワーは加速していきます。
船は笹舟のごとくうねりに翻弄され
私たちは吹き付ける風や身体をうつ雨、高潮の影響で速さを増した流れや
根がかりでの仕掛けのロストの恐怖と戦いながら釣りを続けました。
その過酷さは久々に修行レベル。悟りがひらけそうでした。
で気になる本日の釣果ですが
私→真鯛:64センチ、55センチ、40センチ、30センチ、18センチ(リリース)
夫→真鯛:15センチ(リリース)
と、見事に明暗を分ける結果となりました。
しかも夫は盛大にビンビンテンヤ(1個約1300円也)を5個くらいロストしておりました。
この釣果の差は、これまでにやってきたひとつテンヤの時間の差、といえましょう。
時間の差はそのままスキルの差に直結しているのだな、と実感しました。
ここ最近の私は鯛釣りにおいて
枚数は出てもサイズがイマイチ症候群にかかっていたので
悪天候の中あげた60オーバーは素直にうれしいです。わーいわーい
とはいえ写真を撮る余裕が一切ないほどキツかった今回の釣り。
すっかり中身の少なくなったテンヤケースを眺めつつ
次回の釣りの日は晴れますようにとお空に願いたいと思います。