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- 2023.12.08 Friday
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出発の1時間半前には起床した
朝ご飯もがっちり食べた
船に乗る30分前には酔い止めも飲んだ
これで準備は万端(・∀・)
えー、本日はお日柄も良く
天気良好、気温温暖、波風ともに穏やかで
私の人生初のタチウオ釣りにはもってこいの日です。
そう!今日は遊漁船でのタチウオ釣りなのですよ!ヒャホーイ!ブルジョワ!
ドラゴン級のタチウオとの出会いや船酔いへの不安を抱いた私(と夫)を乗せて
船は朝の瀬戸内海をズババババと進みます。
極寒という程ではないもののやはり12月の早朝の海上なので
操船する船長さん以外のお客さん(4人)は全員釣りの冬用スーツでもっこもこの上に
首を上着に埋める為寒さに耐える鳩っぽくなっていました。
やー、寒風が身に染みます。
港を出て1時間ちょっとで釣り場に到着。
今回のタチウオ釣りはコノシロの切り身をエサにしたテンヤ釣り。
テンヤといえば秋になると釣り道具屋さんに並ぶちょっと凶悪な見た目のアレ…、
このちょっと間違ったデスメタルの小道具みたいなのがテンヤ仕掛け用の針
この釣り針?の上のまっすぐな部分にコノシロの切り身をワイヤーで縛り付けて
海にどぼーんと100mくらい沈め
底から20〜30mくらいの間を時折しゃくったりしながらゆっくりとリールで巻き上げて
タチウオのいる棚を探りながら釣るのがテンヤ釣りです。
私たちの到着した場所はどうやらタチウオの人気スポットらしく
仕掛けを作っている間に釣り船がやってきて気がつけば30艘くらいでみっちみち。
最近は手軽なターゲットとしてタチウオが人気のせいかジギングの船が多かったです。
この日のお客さんは私たち夫婦を含めて4人。
その内私と夫とKさんはタチウオ釣り初心者なので
船長さんにあれこれと教えていただきながらおっかなびっくりタチウオ釣り開始。
『がつーんと強くいきなりアタリがくるから大シャクリであわせてとにかく糸をたるませないように気をつけてえぐりこむようにリールをまくべしまくべし』
それと針にかかったタチウオはなんとか針をはずそうと
すごい速さで上方向に泳ぐことがあるそうで
ふっと軽くなっても急いで糸を巻き取って
タチウオがバレないようにしなければならないんだそうです。
おのれタチウオ、小賢しいマネを。
で、軽く緊張しながら仕掛けを投入して約10分、
突然ズガッという今までに体験したことのない大きなアタリがやってきました。
「うおおおおお!!きたああああ!!!」と言いつつ竿をシャクリ上げ
ラインを巻き取ること80m、
人生初のタチウオがっ!!!
私が釣り上げた直後に夫も銀色のビロビロした魚を釣り上げ2人で大喜び。
その後もそれなりにタチウオが釣れた為
私4匹&夫7匹の合計11匹のタチウオを手にしました。
初めてにしてはいいんじゃないのこれは!?
しかし人生光あるところには影があるもの…
人生初のタチウオを釣って浮かれる私たちのすぐ隣で不幸が起こっていました…。
まず今日のこの釣りを手配してくださった夫の知り合いのTさんは
船の後ろの方でシッコしようとしていた時に誤ってポケットの中の財布を海に放流し、
次に船長さんはうっかり海に仕掛けをいれたまま船を操船してしまい
合計約5万円の釣り竿&リールを海底に沈めました…。
そして私は帰りの船で呑気に弁当を食べていて船がバウンドしたはずみにふっとばされ
花ソーセージをひとかじりしただけの弁当を甲板にぶちまけました。
しかし私の不幸などTさんと船長さんの受けた痛手に比べたらかすり傷ですね…。
気を取り直して本日の釣果は!ジャンジャーン
どうだい?夢のようだろう?若干悪夢っぽいけどな!
タチウオ11匹
ウマズラハギ2匹
サンバソウ3匹
アジ63匹
クレイジーな数のアジはタチウオ終了後にサビキでの五目釣りをした結果です。
本日の夕食
・タチウオの塩焼き
・ウマヅラハギの刺身(肝付き)
・サンバソウの湯引き
・ビール
・蕪の漬物
サンバソウはワカナ釣りに行く山陰でも時々釣れますが
これまで問答無用でリリースしておりました。
しかしこの日船長さんの
「サンバは皮がうまい、さっと熱湯に通してからすぐに氷水で締めるとうまいよ」
というお言葉を聞いて早速試してみましたが、すごくフグの皮に似てました。
この日食卓に出した残りの湯引きを大根の鬼おろしとネギであえてから柚子胡椒とぽん酢を合わせたもので食べたら猛烈にうまかったです。
でもさ…サンバソウってぬるぬるしてんのね…。
いつも速攻で海に投げてるから知らなかった。
ぬるぬるしてるのを必死に押さえつけて三枚おろしにしたから
手の皮がボロボロですよ…。