もう今期は終了、との声もちらほら聞かれるタチウオにまたもや行ってきました。
タチウオ釣り大好き人の夫の熱望に負けた形です。
今一つ本調子じゃないけんおうちでぬくぬくしておきたいよぅ。
そんな私の意向は完全スルーされ、当日朝7時吉浦港を出発しました。
今回お世話になったのは愛裕南丸です。
タチウオが釣れなかったら鯛やってそれもダメじゃったらメバルやるけんね、と
勝山船長に言われていた為、
タックルボックスの中はジグ、鯛ラバ、ワームメバルの3種の仕掛けが入っていますが
私としては久々に鯛が釣りたいところです。だって風裏入るし(・3・)
なのでやる気まんまんの夫の隣で タチウオスカんねーかなー と思ったりしていましたが
一流し目のファーストヒットがそんな私にきてしまい、しかもそれが良いサイズだったので
よし、今日はタチウオがんばろう
と、179度ほど態度を変えて真剣にジグをしゃくしゃくしてみました。
するとぽつぽつながらもタチウオがかかります。
おお、今日は大沈没かと思ってたけど案外よさそう?
わし、ひょろりんばっかりなんじゃけど…
さっきからロッドをよく曲げていたはずの夫は
なぜかアナゴと間違うようなサイズばかりが釣れるらしく、なかなかキープサイズがとれません。
今日だんなさん好調じゃねー
と勝山船長が言うように、その後も夫は順調に数を伸ばしていきますが
釣ってはリリース、釣ってはリリースでクーラーへ入れる数は依然0のまま。
私は3匹のうち1匹はキープサイズが釣れるので、
夫にジグのカラーを私のと同じものに変えてみては?と提案しましたが
---20分後---
アタリすらない(;´Д`)
Σ(;゜Д゜)まじで!
そういえば夫がひょろりんタチウオをもりもり釣り上げているジグと同じカラーを私が使うと
目に見えてアタリが激減したような…。
使うロッドの感じが私と夫では全然違うのでジグのアピールも変わってしまうのだろうか…。
ううむ、やっぱりシーズン後半のタチウオは一筋縄ではいかないんだなぁ。
その後、お互いに余計な口出しはしないとの暗黙の了解の中、タチウオ釣りを続行。
私の一軍ジグが2本ほど海の藻屑と消えた頃、勝山船長が唐突に
そういやこの辺鯛もくるんよー マジマジ のっこみの頃に来たりするもん
と言い出しました。
ヲイヲイ、ここ水深80mオーバーだし現在タチウオポイントでしょ?
そんなんタイラバなんか落としたら一撃でロストじゃん?
よし、鯛やろう(´∀`)
夫の こいつマジか という視線の中、鯛ラバをセット。
ロストしても痛くないようにタングステン玉は温存です。
鯛が釣れたら宇和島の鯛飯するんじゃあ、うまいよねー その為にヨード卵買ってきとるしー
などと念仏のように唱えながらマキマキしていると
ココココン、グイー という明らかに牙のない魚のアタリが到来!
奥さん、鯛〜?
鯛…だと思うけど、魚が小さい&ジギンググローブ着用で
よくわからん!
よくわからないので慎重にリールを巻き上げていると時折竿を叩きます。
叩きよるね〜…鯛…じゃないん?
わからん!
鯛でした。
小さいけれど今年の初真鯛(・∀・)うれしい
私が鯛を釣り上げたのを見て即鯛ラバに鞍替えした夫が
この日最大サイズのタチウオを釣り上げたところでタチウオ終了。
帰りに鯛ポイントをほんのり巡りましたが不発で本格的に釣りが終了となりました。
タチウオ、そこそこ釣れたんですがほとんが小さかったんでいっぱいリリースしました。
でも状況がシビアなことには変わりがありませんがタチウオはまだいけそうな感じですな。
一番大きなタチウオを1本と鯛を自宅用にして残りのタチウオは親戚に渡して帰りました。
以前おすそ分けした時にとても喜ばれ、タチウオ持っていかないとな〜とずっと気がかりだったので
シーズンが終わる前にそれなりの量を渡せてすっきりしました。
じぶんち用のタチウオは帰宅してすぐに一番いい場所を塩焼きで(しまった!写真がない)食べ、
残りのはスイートチリソースを添えてから揚げに。
スイチリは初めて使いましたが一気にタイ料理ぽくなっていいですね。ビールうまー!
鯛は念願の宇和島鯛飯(広島菜漬け添え)になりました。
寒い時期の鯛はうまいわ〜。
しかし、やはり厳冬期の釣りは体にこたえます。
今度は夫が風邪をひきました。
私の風邪は夫に伝染りませんが、夫の風邪は私に伝染るので毎日ビクビクです。